ディラン・モナハン

ディラン・モナハンは1993年以降日本に在住しています。彼は、アジア太平洋地域の安全保障に寄与するために日本企業、自衛隊、米国や他国の軍、外交官、上級政府職員などと共に様々なレベルの業務に従事しました。彼は元米国空軍中佐であり、米国の対外軍事援助・安全保障協力の専門家でもあります。彼は日本語を流ちょうに喋り、日経ビジネスオンラインジャーナルにも寄稿しています。彼は日本の防衛関連市場における豊富な販売実績とネットワークを有し、日本でのビジネスに関する深い洞察力を持っています。彼は、日本が戦闘機機種選定においてF-35を導入した際、米国政府の在日代表としてこれに関わりました。彼は現在、多摩・東京日米協会の理事長であり、日米空軍友好協会のメンバーでもあります。彼はデール・カーネギー・トレーニング・ジャパンの上級顧問として、日本企業に対して生産性向上に関する助言を行っています。

ピーター・マックデーモット

ピーター・マックデーモットは、オーストラリア空軍に40年以上勤務した後に2003年に空軍少将として退役し、その後は予備役としてオーストラリア空軍予備役の事務総長を務めました。彼は、空軍在籍中にオーストラリア国防大学校長、オーストラリア指揮・参謀大学学長、ならびに在京オーストラリア大使館付国防武官としての勤務経験があります。彼の日本における勤務に対しては、オーストラリア政府からConspicuous Service Cross勲章が授与されたほか、彼が防衛省防衛研究所での研修中に執筆した論文は日本語で出版され、防衛省の国際協力政策に影響を与えました。彼はキャンベラの国防関係者と繋がりが深く、キャンベラ大学で国防管理担当の准教授として勤務し、2009年から現在まで英国王立防衛安全保障研究所オーストラリア支部長、ならびにオーストラリア空軍協会の理事長を務めています。彼はまた、オーストラリア経営研究所のフェローであり、オーストラリアの企業経営者協会の一員でもあります。

パトリック・キャロル

パトリック・キャロルは1983年から日本に在住しており、日本語に堪能です。彼はGEC Marconi (Japan) 代表取締役、 BAE Systems(Japan)代表取締役、エアバス・ジャパン株式会社社長を歴任しました。彼は英国海軍に一時的に所属し、海上自衛隊による「すがしま型掃海艇」の部隊配備と円滑な運用を支援するための通訳として勤務しています。彼は、日本とアジアで3機の飛行機を運用する操縦教官であり、航空宇宙コンサルティング事務所を経営しています。

吉富望

吉富陸将補(退役)は、2015年まで30年以上にわたって陸上自衛隊に在籍しました。彼は野戦特科(砲兵)将校、情報分析官、教官/研究者として勤務し、主要な補職は、陸上自衛隊研究本部総合研究部第1研究課長、防衛大学校防衛学教育学群教授、陸上自衛隊第1地対艦ミサイル連隊長、内閣情報調査室参事官です。彼は現在、日本大学危機管理学部の教授として日本の防衛戦略、陸上自衛隊の防衛態勢、人道援助・災害救援における民軍連携などの広範多岐にわたる研究を行っており、これらの問題について日本語と英語で多くの論文や記事を発表しています。彼の最近の焦点は、軍事作戦や技術分野における日本と英国の協力です。

ギャレス・デレック

ギャレス・デレックは、成功を収めた上級官僚ならびに外交官であり、多様な海外でのビジネス経験と実績を有する経営者です。彼の功績は、イギリス海軍におけるグローバルな統合作戦、ならびに中東諸国、バングラデシュ、中国、日本における軍事交流、技術輸出、軍事コンサルタント分野での活躍です。彼は、リスクアセスメント、関係構築、交渉術に関する幅広い経験を積んでおり、チャンスを見出してウィン・ウィンのソリューションを生み出すことに長けています。彼は、人に対する関心が高く、顧客の人的要素と多様性を自然に理解しています。彼は堪能な日本語を駆使し、2007年から2010年の間に日本と英国の企業間の主要な防衛装備品輸出交渉の中心で活動し、両国の関係省庁の閣僚と共に日英防衛協力の枠組みの基礎を築きました。彼は、常に適応性が高くて革新的な手法を案出しており、その結果として効果的なビジネスソリューションの創造に成功しています。